佐賀市の中心部にある**佐嘉神社(さがじんじゃ)**へ行ってきました。
佐賀城跡からも近く、佐賀市街地の観光で立ち寄りやすい神社です。
佐嘉神社といえば、幕末の佐賀藩を代表する名君として知られる**鍋島直正公(閑叟公)**を祀っていることで有名。
境内には、佐賀藩の近代化を象徴するカノン砲やアームストロング砲の復元品なども展示されていて、一般的な神社とは少し違った楽しみ方ができます。
さらに境内には松原神社もあり、鍋島家や龍造寺家ゆかりの歴史を感じられる場所になっています。
今回は実際に訪れて、境内を歩きながら見つけた見どころを紹介します。
佐嘉神社ってどんな神社?


佐嘉神社は、佐賀市松原に鎮座する神社です。
御祭神は、佐賀藩第10代藩主の鍋島直正公と、第11代藩主の鍋島直大公。
直正公は幕末の佐賀藩を率い、鉄製大砲の鋳造や海軍の整備、医学・学問の振興など、佐賀藩の近代化を積極的に進めました。
現在の佐嘉神社は昭和8年(1933年)に創建されています。
境内には、こうした佐賀藩の歴史を感じられる展示が残されています。
佐嘉神社の見どころ
佐嘉神社は、参拝だけでなく境内の歴史スポットを巡るのもおすすめです。
今回いただいた境内案内図を見ると、境内にはさまざまな見どころがあります。
① 七賢人の碑
佐賀の近代化を支えた人物たちを紹介する「七賢人の碑」。
説明板によると、鍋島閑叟公をはじめ、大隈重信、江藤新平、副島種臣、佐野常民、島義勇、大木喬任ら、佐賀ゆかりの人物が紹介されています。
幕末から明治維新にかけて、日本の近代化に大きな影響を与えた佐賀の人物について知ることができます。
② カノン砲(復元)

佐嘉神社の境内で目を引くのが、カノン砲の復元品です。
案内板によると、嘉永3年(1850年)、佐賀藩は国防のため、国内で初めて鉄製大砲の鋳造に成功。
その大砲が現在の東京・お台場に据えられました。
その後、昭和55年に佐賀県機械金属工業会連合会によって復元・奉納されています。
神社の境内で大砲を見ることができるのは、佐嘉神社ならでは。
**「なぜ神社に大砲が?」**と思うかもしれませんが、佐賀藩の歴史を知ると、その理由が分かります。
③ アームストロング砲(復元)


こちらも佐賀藩の近代化を象徴するもの。
佐賀藩のアームストロング砲は、直正公の命によって導入・開発されたもので、戊辰戦争などでも大きな威力を発揮したと案内されています。
現在展示されているものは復元品です。
カノン砲とアームストロング砲を続けて見られるので、歴史好きの方には特におすすめです。
④ 忠勲の碑
境内には「忠勲の碑」もあります。
案内によると、鍋島直正公は明治天皇から高く評価され、明治4年の薨去の際には特に勅使を差し遣わされ、贈正二位の位記と宣旨を賜りました。
佐賀藩主としてだけでなく、明治維新期の日本に大きな功績を残した人物だったことが分かります。
⑤ 松根社

境内には「松根社」もあります。
案内板によると、古川松根命は幼少の頃から鍋島直正公の側近として仕え、国事にも奔走した人物。
現在も学業・諸芸上達の神として信仰を集めています。
佐嘉神社と松原神社は同じ神社?
ここは少し分かりにくいところです。
佐嘉神社と松原神社は別の神社です。
ただし、場所が非常に近く、現在は同じ境内エリアの中で参拝できるため、初めて訪れると「同じ神社なのかな?」と思いやすいです。
佐嘉神社
主に祀られているのは、
- 鍋島直正公
- 鍋島直大公
です。
一方の松原神社は、鍋島家の藩祖・鍋島直茂公をはじめ、鍋島家・龍造寺家ゆかりの人物を祀っています。
つまり、
佐嘉神社と松原神社は別の神社だけど、隣接しているので一緒に参拝できる
と覚えておくと分かりやすいです。
松原神社も一緒に参拝しよう


松原神社の歴史は古く、明和9年(1772年)に佐賀藩第8代藩主・鍋島治茂公が藩祖・鍋島直茂公を祀る「日峯社」として創建されたのが始まりです。
その後、彦鶴姫や鍋島勝茂公などが合祀され、さらに龍造寺家の人物も祀られるようになりました。
現在の境内には、
- 松原神社本殿
- 神門
- 白磁の鳥居
- 舞台
- 境内の石灯籠
- 松原川河畔
など、見どころがたくさんあります。
境内には佐賀らしい見どころがいっぱい
今回の境内案内図を見ると、佐嘉神社・松原神社周辺には、歴史を感じられる場所がたくさんあります。
白磁の鳥居

松原神社には、白磁の鳥居があります。
佐賀といえば有田焼・伊万里焼などの陶磁器が有名。
佐賀らしさを感じられる珍しい鳥居です。
松原川

境内の北側には松原川が流れています。
佐賀市は「水の都」ともいわれ、水路が街中を流れる特徴的な景観があります。
佐嘉神社・松原神社周辺の楠木や水辺の風景も、散策の楽しみのひとつです。
佐賀市によると、境内周辺には約60本の楠木があり、樹齢約600年とされる大楠もあります。
佐嘉神社は「歴史好き」だけじゃなく観光にもおすすめ
佐嘉神社の魅力は、単にお参りするだけではありません。
境内を歩いていると、
「佐賀藩は幕末にこんなことをしていたんだ」
と、佐賀の歴史を身近に感じることができます。
特に、
- カノン砲
- アームストロング砲
- 七賢人の碑
- 鍋島家ゆかりの神社
- 松原川
- 大楠
などを巡ると、佐賀の歴史を知るきっかけになります。
佐嘉神社の参拝・観光情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 佐嘉神社 |
| 読み方 | さがじんじゃ |
| 住所 | 佐賀県佐賀市松原2-10-43 |
| 御祭神 | 鍋島直正公・鍋島直大公 |
| 創建 | 昭和8年(1933年) |
| 拝観料 | 無料 |
| 電話 | 0952-24-9195 |
| 駐車場 | 約300台 |
| 佐賀駅から | バス約7分、徒歩約20分 |
| 佐賀大和ICから | 車で約20分 |
開門時間は、公式観光情報では4月~10月が6:00~18:00、11月~3月が6:00~17:30と案内されています。
住所やアクセスについては佐嘉神社公式サイトでも確認できます。
佐嘉神社へのアクセス

佐嘉神社は佐賀市中心部にあり、観光で訪れやすい場所です。
車の場合
長崎自動車道「佐賀大和IC」から約20分。
境内には駐車場があります。
バスの場合
JR佐賀駅からバスで約7~10分。
「佐嘉神社前」バス停で降りるとすぐです。
徒歩の場合
JR佐賀駅から徒歩約20分。
佐賀駅から中心市街地を散策しながら向かうのもおすすめです。
佐賀城跡とセットで観光するのもおすすめ
佐嘉神社を訪れるなら、佐賀城跡周辺とセットで巡る観光コースがおすすめです。
例えば、
佐賀駅
↓
佐嘉神社・松原神社
↓
佐賀城跡
↓
佐賀城本丸歴史館
↓
佐賀市街地
というルートなら、佐賀の歴史をたっぷり楽しめます。
特に佐嘉神社では幕末の佐賀藩、佐賀城跡では佐賀藩の歴史を知ることができるので、合わせて訪れるとより理解が深まります。
まとめ|佐嘉神社は佐賀の歴史を感じられる神社
今回訪れて感じた佐嘉神社の魅力は、神社でありながら佐賀の近代化の歴史を身近に感じられるところです。
鍋島直正公を祀る本殿への参拝はもちろん、
- 七賢人の碑
- カノン砲
- アームストロング砲
- 松根社
- 松原神社
- 白磁の鳥居
- 松原川
- 境内の大楠
など、見どころが豊富。
そして、佐嘉神社と松原神社は別の神社ですが、同じエリアにあるので、ぜひ一緒に巡ってみてください。
佐賀城跡や佐賀城本丸歴史館と合わせて訪れれば、**「幕末の佐賀がなぜ近代化をリードできたのか」**を感じられる観光スポット巡りになります。
佐賀市中心部で歴史を感じられる場所を探している方には、ぜひおすすめしたいスポットです。




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